ひだまりの中で

日々のできごと。

ウォーキング

姉を誘って森林公園へ行った。

公園の真ん中に大きな池があって、その池の周りをぐるりと囲むように歩道が整備されている。

スマホのアプリで歩数をはかってみたら1万歩ぐらいだった。約一時間ちょっとで歩いた。

去年も一度姉を誘って来たことがあったのだが、その時は道に迷ってしまい、同じところを行ったり来たりして、まるできつねに化かされたような気がした。

今年はいつものコースと逆周りで歩いてみることにした。そのほうがわかりやすいと思ったのだ。

案の定、こっちのコースは間違わずに歩けた。

今回は姉の飼っているプードルのノエルを連れて行った。

出かける前にストックと帽子を、姉のぶんまで用意した。

なにしろふたりとも高齢なので、途中でなにが起きるかわからない。公園の遊歩道とはいえ、けっこうアップダウンのある道なので用心のためだった。

12月のこの時期にしては信じられないくらいいい天気で、空が抜けるような青空だった。

不思議だったのは、こんなに長い距離を歩いたにもかかわらず、全く疲れを感じられなかったことだった。

やはり、スポーツジムへ通っている成果なのだろうか。

次は、どの公園を歩こうか。

 

干し柿

ジムの友だちから渋柿をもらった。

かなり大きめの柿だったので、15個の渋柿はずっしりと重かった。

何年か前に作ったことがあったので、ウッドデッキの物干し竿に吊るそうと思いながら柿の皮を剥いていたのだが、そういえば近頃近所の人が作っている家庭菜園の野菜が猿にとられて被害にあっていることを思い出した。

外に干したらおそらく猿が取りに来るだろう。せっかく立派な柿をもらったのに、干し柿が作れなかったらかなしい。

園芸用のネットをかぶせてみたけど、網目が荒すぎて人間のわたしの手でもすっぽりはまるので役に立たない。

あれこれ思案した結果、けっきょく家の中で干すことにした。

でも、家の中ではおひさまが当たらないのでなかなか熟さないし、カビが生えるかもしれない。

そこで、

干し柿

 

昼間は外の洗濯物と並べて物干し竿に吊るして、夕方洗濯物を取り込むとき一緒に取り込んで家の中の洗濯室に吊るすことにした。

毎日のことなので面倒くさいけど、2週間もすれば甘くておいしい干し柿が食べられるのだからそれまでの辛抱だ。

吊るし柿を外に出したり家の中に入れたり繰り返している。

干し柿

今日でちょうど1週間。

途中でモミモミしてやると甘みが増すと聞いていたので、やさしくモミモミしてやった。

 

くるみとめぐ、さようなら、ありがとう

くるみの場合は目の前で息を引き取ったので彼女の死を受け入れることができた。

でも、めぐはある日突然姿を消して、10日以上経った。今もまだ彼女の死を受け入れられないでいる。

一週間待っても帰ってこなかったので、めぐが使っていたベッドや食器、爪とぎボックスを片付けた。見るとつらくなるので。。。

 

くるみが5月1日に息を引き取った。11月3日にめぐが姿を消した。

たった半年でふたりともいなくなってしまった。

くるみ

めぐ

 

のら猫との攻防

スコティッシュフォールドに似た(たぶん、ミックス)野良猫が頻繁に来るようになった。

めぐのために作った出入り口(スイングドア)から侵入してキャットフードを食べるのだ。

夜中に、わたしがぐっすり寝入ったころを見計らってくるので、しばらく気が付かなかったけど、朝、めぐのキャットフードのお皿が空っぽになっているのを見て、あの野良猫が入ってきたにちがいないと確信する。

めぐはキャットフードを2,3粒残すくせがあるのだが、ノラは一粒残さず食べるので、皿を見たらノラが来たことがすぐわかる。

何日か様子を見ていたら、本人(本猫)がのこのこやってきて、わたしが見ているのに気が付かず、スイングドアを頭で押して入ろうとしているところだった。

わたしと目が合うとすぐに逃げ出すのだが、しばらくするとまたやってくる。

部屋の外の廊下に餌を出してドアを閉めておくと、ノラは自分でドアを開けられないからすごすご帰って行くのだが、わたしがトイレに入っているほんの短い時間に、人の気配がないのを確かめてから、あっという間に餌を食べて出て行く。

スイングドアの前に障害物を置いてドアが開かないようにしたらめぐが出入りできない。

何度かそれを繰り返しているうちに、私が部屋にいるにもかかわらず、平気で入ってくるようになった。

ドアの外にご飯を出して隠したり、いろいろやってみたけど、一日になんどもパトロールをしているらしく、ほんのちょっと油断した隙にやられてしまうのである。

 

虹の橋を渡ったくるみ

昨夜はオトーがくるみの隣にふとんを敷いて添い寝をしていたらしい。

窮屈だったので、くるみを横に寄せようと動かしたとき、かすかに動いたけど、その後すぐに動かなくなったので、もう天国へ旅立ったのだとわかったという。

私が起きて居間へ行ったら、オトーが目のフチを赤くして「くるみが死んだ」と言った。

くるみをベッドに移し替えてから、和室とリビングに敷き詰めてあったクッションフロアーの敷物を外して部屋の片付けをした。ドッグフードや使っていた食器を片付けるとき、さすがにいろいろな思い出して涙がこぼれる。

ラスベガスから帰ってきてから7年間、くるみと生活してきた。

 

9時に静の里でくるみを火葬してもらう。

11時、迎えに行ったオトーが小さな瓶に入ったくるみを連れて帰ってきた。

くるみが使っていたもろもろの品物を片付けたら、部屋がガラーンと広くなった。

 

健太郎に電話で報告したら、どうしても帰りたいというのでオトーとふたりで空港まで迎えに行く。

3時間ばかり家で過ごしてから遊食房屋で夕食をすませ、8時過ぎの飛行機で東京へ帰って行った。