ひだまりの中で

日々のできごと。

のら猫との攻防

スコティッシュフォールドに似た(たぶん、ミックス)野良猫が頻繁に来るようになった。

めぐのために作った出入り口(スイングドア)から侵入してキャットフードを食べるのだ。

夜中に、わたしがぐっすり寝入ったころを見計らってくるので、しばらく気が付かなかったけど、朝、めぐのキャットフードのお皿が空っぽになっているのを見て、あの野良猫が入ってきたにちがいないと確信する。

めぐはキャットフードを2,3粒残すくせがあるのだが、ノラは一粒残さず食べるので、皿を見たらノラが来たことがすぐわかる。

何日か様子を見ていたら、本人(本猫)がのこのこやってきて、わたしが見ているのに気が付かず、スイングドアを頭で押して入ろうとしているところだった。

わたしと目が合うとすぐに逃げ出すのだが、しばらくするとまたやってくる。

部屋の外の廊下に餌を出してドアを閉めておくと、ノラは自分でドアを開けられないからすごすご帰って行くのだが、わたしがトイレに入っているほんの短い時間に、人の気配がないのを確かめてから、あっという間に餌を食べて出て行く。

スイングドアの前に障害物を置いてドアが開かないようにしたらめぐが出入りできない。

何度かそれを繰り返しているうちに、私が部屋にいるにもかかわらず、平気で入ってくるようになった。

ドアの外にご飯を出して隠したり、いろいろやってみたけど、一日になんどもパトロールをしているらしく、ほんのちょっと油断した隙にやられてしまうのである。