長寿大学の入学式に出席しようと会場に向かっている最中にkenから電話がかかってきた。
Iちゃんがお腹が痛いと言って苦しんでいるので病院で検査してもらったら、緊急に手術をしなければいけないと言われたらしい。
kenが病院について行くのでヘルプに来て欲しいという。
突然に言われても、飛行機のチケットがすぐ取れるかどうかわからないし、どれくらいの期間向こうにいなければいけないかもわからない。
向こうへ行くとすれば、手術後のことを考えるとすぐに帰ってこられるかどうかわからないし、今の精神状態では一年間も長寿大学を続けるのは無理そうなので、受付の会場まで行ってキャンセルをお願いする。
家へ帰るとオトーはkenからすでに聞いていて、わたしはすぐにスーツケースに荷物を詰めて出発の準備をはじめた。
チケットの手配はパスポートだけを用意すればいいようにkenが手配をしてくれた。