ひだまりの中で

日々のできごと。

健康診断と5種混合ワクチン

くるみはもうすぐ16歳。

人間の年でいうと、80歳。

あたりまえだけど、元気なときとそうでないときがある。

以前にくらべると食欲がかなり落ちている。

基本は半生のドッグフードなのだが、レタスやかぼちゃの煮たのや、チキンステーキをおすそわけしたり、たまにレトルトパウチのドッグフードなんか買ってきたり、いろいろと工夫して食べてもらおうと試みるのだが、ちょっと口をつけただけで「ふんっ」とそっぽをむく。

無理強いしてもあれなので、食欲がもどってくるのを根気よく待たねばなるまい。

 

健康診断と混合ワクチン接種を受けてきた。

結果、どこにも異常は見られず「健康状態は良好」でした。パチパチ。

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くるみ

 

 

漂流郵便局

宛先は、いつかのどこかの誰か

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こちらは瀬戸内国際芸術祭の作品の一つとして制作されたプロジェクト型アートです。外観は紛れもない「郵便局」ですが、日本郵便株式会社とはまったく無関係。あくまでアート作品です。

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ただし、建物自体は1991年まで実際の郵便局として使用されてきたもの。内装もほぼ当時のままです。

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ここには、全国から寄せられた手紙が展示されています。

それらの宛先は、今は亡き両親だったり、もうすぐ生まれてくる赤ちゃんだったり、まだ見ぬ運命の相手だったり。なかには、人へ宛てたものではなく、自分の思い出のなかにある風景に宛てた手紙まであります。

現実には、「届けたくでも届けることができない手紙」たち。それを受け付けてくれるのが漂流郵便局なのです。

その手紙の内容をいくつか見てみましょう。

天国のお姉ちゃんへお姉ちゃん、突然天国へ旅だったあの日から、今年で19年がたちます。私も今年28歳になります。お姉ちゃん、お父さんお母さんも元気よ。お姉ちゃんの死を受け入れることは決して容易なことではなかった。でもね、お父さんとお母さんは本当に強かった。まっすぐ前だけを見つめて、しっかりと前進したよ。私は、この両親だったからこそ、今の自分があると思っています。お姉ちゃん、私今幸せだよ。お姉ちゃんの分まで、しっかりと人生を歩み、しっかりと親孝行するね。だからちゃんと見守っていてね。そして何十年後お姉ちゃんのところに行ったときには、思いっきりハグして、ギューってしてね。愛してる。(妹より)
みらいのぼくちゃんとしてる?べんきょうスポーツもちろんならいごともしかしてもうならいごとしてない?かのじょできた?もしかしてけっこんした?してたらいいな?まあぼくがいいたいことはみらいでもがんばってということだからいろんなことに挑戦してね(かこのぼく)

とてもパーソナルな内容ですが、漂流郵便局の手紙は、すべて公開されており、訪れた人は読むことができます。

その中から69通を収録した書籍『漂流郵便局』も、全国書店にて発売中。実際に行けなくても、心温まる文面の数々に触れることができます。

スタッフは現代美術家
元郵便局長

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ここを守るのは、制作者である現代美術家の久保田沙耶さんと旧粟島郵便局局長を17年間務めた中田勝久さん。

久保田さん曰く、漂流している手紙がもし「自分宛てのものだ」と感じたら、中田局長に申し出て、その手紙を持ち帰ることも可能なのだとか。

「伝えたくても伝えられない想いを手紙にすることで、気持ちが楽になってもらえればうれしい。私が元気な間は、漂流郵便局の局長を続けていきたい」とは、中田さんの弁。

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あなたの心に秘めた、いつかのどこかの誰かに届けたい想い。漂流郵便局に送ってみてはいかが?

宛先は下記となっています。

〒769-1108香川県三豊市詫間町粟島1317-2 漂流郵便局留め◯◯◯◯◯◯様

 

今年は瀬戸芸に行ってこようと思っています。

吉本ばななのブログを読んで

これを記憶に残したいと思ったのでここにコピーしておく。

 

餅餅餅

昔近所ですごく仲良くしてもらって、ずっと尊敬している美代おばあちゃんに会いに施設へ行く。おばあちゃんの娘さん夫婦と久しぶりにしゃべる。

おばあちゃんは100歳。

うちの子どもに、もっともっと思い切り好きなことをしなさい、学校なんて行かなくていいとアドバイスしてくれたり、私に、「こうなってみてわかるのよ、人生は、平凡で、つまらないな、くりかえしだなって思ってることがどんなに楽しかったか。去年できたことが今年はできなくなってる。そうやってだんだんできないことが増えていく。そうなるとね、TV見たり、おしゃべりしたり、お風呂に入ったり、ちょっとした食べたいものを歩いて買いに行ったり、へとへとになって寝たり、そういう退屈に思っていたことがいちばんよかったんだなって思うのよ。頭がはっきりしてるうちに、言っておくわね」と伝えてくれた98歳のときのおばあちゃん。

今はだんだん私のことがわからなくなってきている。若いときならただ泣きたかったこの状況、今はそうでもない。こうして、あきらめさせてくれる時間がだいじなんだ、と思うのだ。絶好調のときに突然いなくなるのではなく、ああ、そろそろこちらも覚悟したほうがいいのだなとわからせてくれる。おばあちゃんはどうなっても私の先生だ。

私がだれだかわからなくても、目を見て「やっぱりもう1回会えたわね」と言ってくれたり、「ねえ、この人におもちを焼いてあげて、のりで巻いたらおいしいわよ」(施設だからそんなことできるわけないのに)とおじょうさんに言ったり、優しかった。

 

メルカリとカビ

最近メルカリに凝っている。

売れたもの18点。

買ったもの8個点、オトーのが2点。ジャケットとベストを買った)

あと出品中のものが13点。

自分の売るものがなくなったので、洋服ダンスに眠っているオトーの

コートとジャケットを売りに出す。

オトーのタンスの中をチェックしようとしてタンスの扉を開けたとた

んにくしゃみがでた。

黒いコートを出してみたらうっすらとカビが生えていた。

とにかく物を捨てない人だから、洋服ダンスには着ない服がいっぱい

詰まっている。

風を通さないとカビるよ、と何度も言っているのに、無視されてきた。

40年も昔の服がいまさら着られるはずがないのに、執念深く溜め込

んできたせいでカビが生えてしまっている。

「天気がよくなったら陰干しする」とか言っているけど、ほんとかな?