ひだまりの中で

日々のできごと。

無料プール

 ここのところ毎日のように通っているプールが、来週から2週間の予定で改修工事をすることになっている。
 半月もリハビリを休みたくないのでどうしたものかと思案していたところ、いつもプールで顔を合わせているDさんから、T市のB町に温水プールがあるという情報をキャッチする。
 Dさんも一年前に股関節脱臼の手術をしていて、リハビリを長く休みたくないらしい。取り敢えず彼女と一緒に下見がてら行ってみることにする。
 場所は、門前町で有名なB町の商店街を通り抜けた裏の公園内にあった。受付で料金を払おうとすると、受付係のおじさんが「失礼ですけど、障害者の方ですか?」と聞く。
 私は杖をついているし、Dさんも肩を揺らして歩いているので障害者だと一目で分かる。もしかして利用を断られるのではないかと、びくびくしながら顔を見合わせていたらおじさんが「障害者は無料ですよ」と言った。あっけにとられたような顔をしていたら、おじさんは再び、「失礼かもしれませんが、見たところ身体が不自由な方のように見えましたので・・・」と、申し訳なさそうに言う。
 ただで泳げるのはうれしいけど、自分が障害者だということを再認識させられたような気がしててなんともいえず複雑な心境になる。