
作詞家、なかにし礼の実際の体験をもとにした作品。
第二次世界大戦末期に、「五族協和」「王道楽士」のスローガンを掲げた政府・軍部の喧伝にのって満州にわたり、主人公の波子は夫とともに桁外れな成功を築いて輝かしい栄華の日々を謳歌する。
しかし、日本の敗戦と同時に一瞬にして築き上げたすべてを失い、牡丹江(ぼたんこう)からの逃亡の旅、ハルビンでの困窮の日々を強じんな意思の力で生き抜き、夫亡き後子供を一人で守り抜く。
というお話。
生々しすぎて、気持ち悪い箇所が何カ所かあった。
ちょっと作り過ぎじゃないの?と、少し意地悪な見方をしていたけど、参考資料一覧を見て資料の多さに圧倒される。