ひだまりの中で

日々のできごと。

退院22日目

 退院後、初めての検診。
 11時30分の予約だったけれど、少し早めに行く。入院前は予約していても4時間も待たされたのに、今日はたった30分。待合室が閑散としている。珍しいこともあるものだ。
 担当のM医師に『退院後、家で不便を感じることはありませんか?』と聞かれる。
 杖が邪魔で家事がしにくいことと、手術した右足を庇って歩くせいか左の股関節が時々痛くなります、と言うと、手術した方の足はしっかりしてきたので負担がかかってもいいから、なるべく左脚に体重をかけないようにした方がいいでしょう、とのこと。
 診察が終わったらちょうどお昼になったので、地下の食堂でチャーシュー麺といなり寿司を食べる。ラーメンと寿司なんてもうずいぶん食べていなかったので、すごーくおいしかった。
 食堂を出たところで、リハビリでお世話になった理学療法士のFさんとばったり会う。
 彼はスマップの香取慎吾とよく似ていて、お年寄りに親切な好青年。借りていた松葉杖を返しにリハビリ室へ行き、主任のTさんにしばらく借りてもいいか聞く。病院でも足りないのでできれば返して欲しいと言われる。階段がまだ不安なので新しい松葉杖を売ってもらう。