自閉症の少女が自分で書いた本、というのに興味をひかれ、おまけにそれが電子書籍で無料で読めるというので、面白くなくてもダメもととダウンロードしたのだったが、想像以上におもしろかったので、2作目の「青春編」を課金して読んだ。
COCORAさんは自分がASD(高機能広汎性発達障害)であることを知らず、物心付いたときから親や教師、まわりの人と摩擦を起こし、どうして自分は人とちがうのかが理解できずに悩みつづける。
この本を読みながら、小さい頃の自分に当てはまる部分が少なからずあることに気がついて、ああ、あれはそういうことだったのかと腑に落ちた。
小さい頃の自分のことをわからせてくれた貴重な1冊だった。