ひだまりの中で

日々のできごと。

2004-01-01から1年間の記事一覧

退院22日目

退院後、初めての検診。 11時30分の予約だったけれど、少し早めに行く。入院前は予約していても4時間も待たされたのに、今日はたった30分。待合室が閑散としている。珍しいこともあるものだ。 担当のM医師に『退院後、家で不便を感じることはありませ…

退院16日目

退院して約2週間。 松葉杖をついての生活はとても不自由で、涙が出そうになる時があるけれど、病室に閉じこめられていた日々のことを思うと、スキップしたくなるほどうれしい。(できないけど)

入院当日

午前10時、病院へ行く。 仕事の都合で夫に病院へ付き添ってもらえないので姉に送ってもらう。 部屋は6階の2人部屋。ロッカーに荷物を入れて身の回りの整理をしてから、T字帯など手術後に必要なものを地下の売店へ買いに行く。 同室のYさんは60歳ぐら…

励ましの電話

入院中に誕生日を迎えるので、子どもたちから早めのプレゼントが届く。そして10時半ごろ、二人から励ましの電話が。入院前にみんなの声が聞けたので元気が出る。手術を無事に終えて家族を安心させたい。

仕事の引き継ぎ

午前10時ごろ、Yさんが仕事の引き継ぎのために来訪。 家にある仕事関係の資料やファックスなど、すべて引き渡す。部屋の中がさっぱり片づいて気持ちいいと思う反面、生き甲斐を失ったような寂しさが。。。でも、退院したら、また何か新しい生き甲斐を見つ…

入院グッズ

入院が決まってから、持って行く荷物を準備し始めていたので、もう買い物に行く必要はないだろうと思っていたら、股関節脱臼手術を経験した人から、大判のバスタオルが3枚必要と言われたので買い足しに行く。 荷物はスーツケースとショッピングバッグに収ま…

台風23号

今年に入って10個目の台風23号が接近中。 台風の影響でかなり激しく雨が降っているけれど、入院する前に美容院へ行っておきたいので車を走らせる。 髪をカットしてもらいながら、オーナーのMちゃんがホームページ作りに苦戦していると聞き、手伝ってあ…

手術前検査

午前11時半予約だったのに、診察室に入ったのは3時過ぎ。おまけに急患が入ったので、診察時間はわずか3分。 その3分間の診察時間に入院と手術の日を決定し、その直後、慌ただしく術前検査に入る。 心電図、呼吸器検査、胸部、股関節、その他数カ所のレ…

血の貯金

『貯血』というのだそうです。近頃、他人の血ではなく、自分のを溜めておいて輸血するんですって。明日それをやるのです。少しは体重減るかな?

台風21号

今年8回目の台風上陸。 幸い、私が住んでいる地域に災害はなかったけれど、沿岸部では高潮被害が多数出ているとか。前回の台風で床上浸水の被害にあった家は、畳を新しくしたり床の張り替えをしたばかりだというのに。。。 高齢の一人暮らしの人は、どんな…

超カンタン!ウィークトレードでラクして儲ける投資法

「私はこうして1千万円稼いだ」 な~んていう刺激的なキャッチコピーにつられて買ってしまった株の本。 んなわけないだろう、と疑いつつ、読み進めている。疑うくらいなら買わなきゃいいと思うかもしれない。しかし、一応読んでみないと、どれくらい眉唾な…

教訓

Yさんに事務の引き継ぎをするため、7月から9月までの3ヶ月分の会計の整理をする。 なかなか数字が合わず、イライラしているとこへY子から電話。近くに新しくできた喫茶店へ行こうと誘われる。 その喫茶店は、広い通りからほんの数メートルの所にあるの…

島田雅彦彼岸百貨店

『日本に暮らす人々は主婦であれ、老人であれ、子供であれ、日々退屈をやり過ごす知恵を絞っている。日記や短歌、俳句は退屈を極まる日々の移ろいを個人の方言や5・7の韻律に託して記録するジャンルだし、料理や生け花、茶道、園芸もまた、家政をスノビズ…

にわか遍路はお経がヘタ

我が家の近くに四国88カ所巡りの遍路道が通っている。そのせいか、お遍路さんが時々道を間違えて、家の横の細道に迷い込んでくることがある。 ついでなのか、わざわざなのか分からないけれど、たまに托鉢に寄る。拙いお経なので素人のお遍路さんだとすぐ分…

彼岸花

まだ彼岸まで間があるというのに、我が家の玄関前の田んぼの畦にはすでに彼岸花が満開。 これほど季節がずれてきているのなら、日本古来からある「こよみ」を作り直さなければいけないのではないだろうか。

ついに手術を決心

8時30分の予約だったので、8時に病院へ行く。 医師から再度、手術する意志があるかどうか確認される。手術すると決めたからには、一日でも早くお願いしたいと伝える。 入院に必要な手続きを行い、血液検査をしてから市役所へ書類(厚生医療の医学的判定…

とんぼ玉

手織り教室のYさんから「とんぼ玉作品展」に誘われる。 午前8時30分、同じ教室へ通っているMさんも誘い、近所のスーパーの駐車場で待ち合わせ、Yさんの車で徳島へ。お互いにほとんど知らない相手なので、少々緊張気味。でも、共通の趣味があるので、話…

蛇にピアス

体も心もすごく痛々しい。主人公のルイは、これでもか、というくらい自分を痛めつける。舌にピアスをして、その穴を徐々に広げていく。背中に龍と麒麟の入れ墨をする。体を改造することによって自分を変えたいと願っているかのように。

蹴りたい背中

某文芸サイトで話題になっていた作品。 話題が盛り上がっていたときはまだ読んでいなかったし、年代が違いすぎるので、たぶん読んでも面白くないだろうという予感があって本を買わなかった。だけど、なぜかずっと気になっていて、ついにアマゾンで購入。 ク…

滴り落ちる時計たちの波紋

平野啓一郎著「滴り落ちる時計たちの波紋」読了。 う~む、ただごとではない才能を感じさせる。 短編9作すべてが実験的な作品であり、いままで見たこともないようなスタイルで書かれている。 例えば、「閉じこめられた少年」は、最初から読んでも最後から読…

懲りすぎた料理

いただきもののサツマイモがたくさんあるので、調理のヒントにしようと料理の本を買ってきた。 汗をかきながら一生懸命作ったのに、夫は食べてくれない。余ったサツマイモで作ったかき揚げの方が美味しかったみたい。

寂しい庭の小さな彩り

台風17号が通過。 今年の夏はことのほか暑かったので、庭の手入れも怠りがち。 数年前には夏でもたくさんの花を咲かせていたのだけれど、ここ2,3年の8月はベトナム旅行が年中行事のようになっているので、留守中の管理がしにくくて、なるべくお花の類…

どうってことない日曜日

無印良品で入院用のスリッパとパジャマを買う。まるで旅行の準備をしているみたいな気がする。 そじ坊でざるそばを食べ、その帰り、TVチャンピオンで優勝したというケーキ屋さんに寄ってケーキを食べる。ケーキの味よりも、店のお洒落な雰囲気に気を取られる…

人工関節手術、基準は「年50件」

読売新聞朝刊に【病院の実力:人工関節手術基準は「年50件」】という記事が載っていた。 日本大板橋病院の整形外科教授の龍順之助氏によれば、「専門医がいて、年に30~40件以上の手術を行う医療機関を行うことが望ましい」とのこと。人工関節の手術で…

プールと英会話

夏休みが終わったというのに、プールは子供連れの家族で賑わっている。子供はあたりかまわず水しぶきをあげて暴れまくるので水中歩行の邪魔になる。学校が本格的に始まるまで、今しばらく辛抱するしかない。 午後から、英会話教室。 あと一回(9月9日)で…

退職を決心する

例会後、会長に退職を願い出る。 11月に手術を控えているので、その後のリハビリなどを含めて休職期間が長引き、クラブに迷惑がかかるかもしれないというのが辞職の理由。 会長から「手術をしたら復帰できるのでは?」と暖かいお言葉をいただく。だがしか…

平野啓一郎著「高瀬川」

【高瀬川】 小説家の大野とファッション雑誌の編集者裕美子の青春ラブストーリー。 平野氏自身の実体験ではないかと思わせる部分がある。情景描写と心理描写の巧みな表現力、構成力は感嘆すべきものがある。 内容そのものは、ありふれた青春ラブストーリーか…

無事帰国

旅行中、みんなに迷惑をかけたので、留守中のお礼とお詫びの電話を入れる。 KenとSHOOと姉とYちゃんに電話をかけ終わって、IDUMIちゃんにかけようとしたとき、ちょうど向こうから電話がかかってきた。 彼女には最近、わたしの脚のこととか、いろいろと心配を…

メコン河クルーズ、そして帰国

早めの朝食を終え、クチの地下トンネルへ行くグループとメコン河クルーズに行くグループが、それぞれオプショナルツアーに出発。 台湾の企業が出資してできたという新しい道路を通ってメコン河のあるミトーまでバスでドライブ。 郊外へ出てしばらく走ると、…

フエから再びホーチミンへ

今日もまた、午前中は自由行動。 去年みたいにスケジュールが過密だと、メンバーと行動をともにするのがつらいけど、今回はフリータイムが多いのでとても助かる。 今度は一人でドンコイ通りを散策。 杖をついて歩くと、誰かと一緒に歩行を合わせるのが苦痛な…