ひだまりの中で

日々のできごと。

父のこと

父が亡くなった

享年97歳。 脳梗塞を起こしてから8ヶ月間の入院生活を経ているとはいえ、ほとん ど意識がなかったので、大往生といえる。 私も逝くときはかくありたい。 家族葬で質素に送った。

父のお見舞いと懐かしいカフェ

kenとふたりで父が入院しているO病院へお見舞いに行った。 入院した当初に比べると意識がはっきりしているように見えるけど、私たちの顔が判別できているかどうかはわからない。 帰り道、むかし行ったことある懐かしいカフェに寄った。 テーブルも相当年季が…

和解

腰の痛みが少し楽になったので、父の見舞いに行く。 ちょうど理学療法士がリハビリに来ていて、寝ている父を起こしてベッドの端に腰掛けさせてくれた。 これまで声をかけても無反応だった父に、「よかったね」と声をかけると笑みを浮かべた。そして手を握る…

父は95歳

姉と兄嫁と3人で、父が入院している病院へ様子を見に行く。 個室が空いてないので集中治療室に入ったままベッドに寝かされていた。 ほとんど意識がないけど、話しかけると微かな反応を見せる。 右半身が麻痺して手も足も動かせないので、動く方の左手で点滴…

父が脳梗塞で倒れた

姉から連絡があって実家にかけつけたときはすでに救急車が来ていて、父を担架に乗せて運び出そうとしているところだった。 担架に乗せられた父の顔を覗き込んで見ると、顔の右半分が麻痺していて、なにか言おうとしているのだけど舌がもつれて言葉にならず、…